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藤井風&ヤッフルのアルバム「HELP EVER HURTY NEVER」制作裏話!「J-WAVE_SELECTION」

Fujii Kaze 関連
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こんにちは~nannanです♪

今日は2020/10/04に放送された【J-WAVE_SELECTION BEHIND THE MUSIC~藤井 風×Yaffle~】のお話です。

いつものように

「Hello! This is Fujii Kaze. Thank you so much for listening this program on J-WAVE 言うてますけどmore.」

で始まり

「こんばんは、藤井風です。岡山県出身です。」
「ここからの時間は『J-WAVE_SELECTION BEHIND THE MUSIC~藤井 風×Yaffle~』をお届けします。」
「J-WAVE 初Navigatorいうことですけれども、あの別に緊張やこはしておらずに普段通りのおもてなしができればなぁいう風に思うております。」
「この番組はワシ藤井風が5月にリリースさせてもろた1st Alubm「HELP EVER HURT NEVER」の曲制作の裏話をサウンドプロデュースを手掛けたYaffleさんと一緒にお届けします。」という声でスタートしました。

 

通常、風さんや風スタッフさんたちはYaffleさんのことを「ヤフさん」と呼び、
ヤフさんは風さんのことを「風ちゃん」と呼んでいます。

 

Yaffle(ヤッフル)さんについてはこちらをご覧くださいね。

 

 

「初めて会ったお互いの印象は?」(リスナーからの質問)

【Yaffleさんの風さんの印象】

  • YOUTUBEしか情報がないから『オラオラちゃん』だと思ってた
  • Yoh!Yaffle~!みたいな、上から握手求めてくるみたいな人なんだな~って思ってた
  • のに…なんかすごい線の細い声の小さい青年が入ってきたからびっくりした(笑)
  • アーティストのステレオタイプなイメージも初めはあった
  • だんだん声もデカくなってきたし打ち砕けてきて、だんだん「あれ、意外と柔軟なんだな」と思った

 

【風さんのYaffleさんの印象】

  • 聴き上手な人、自然にインタビューされている感じ
  • 深いところ(思想信念や死生観)を結構聞いてきた
  • そんなことが話せるプロデューサーだ(知りたがってくれる人なんだ)ということにまず安心した

 

アルバム「HELP EVER HURT NEVER」について

風さんはそもそもアルバムを作るとは思っていませんでした。(以下「 風 = K 」「 Yaffle = Y 」)

 

K「ワシはもうただひたすらええ曲を作っていって、もしかしたらそれを寄せ集めたもんが出る、ことは思っとった。」
Y「全部強い曲の集合体みたいな?」
K「そうそう」

 

アルバムは3つのタームがありました。

  1. 「何なんw」「もうええわ」「優しさ」
  2. 「調子のっちゃって」「特にない」「帰ろう」
  3. 「キリがないから」「罪の香り」「死ぬのがいいわ」「風よ」「さよならべいべ」

 

最初はお試しで声がかかりピアノ弾き語りのデモを渡され「どの曲がいいですか?」という話で、Yaffleさんは「もうええわ」を選びました。もう1曲と言われて「優しさ」を選んだところ「何なんw」もという話になりました。

藤井風公式アプリのスタッフダイアリーにも

2018年から2019年春にかけて「何なんw」「もうええわ」「優しさ」「帰ろう」の4曲を何人かのアレンジャーの方にお試しとして「ワンコーラスでよいです。」とアレンジを依頼。
どの方のアレンジも素晴らしかった。

ヤフさんアレンジ第一弾はすぐ上がってきて、フルサイズの「もうええわ」と「優しさ」。
まず、上がってきた音に殺られ、デビュー前のど新人の採用されるかどうかもわからない依頼にも関わらず最初からフルサイズのアレンジ。
音に直感的なものを感じたのと同時に、その愛ある姿勢に殺られた我々はヤフさんと一緒にやってみたい!と思った。

と記されています(要約しています)。

 

また、当時風さんはとてもナーバスになっていて

「曲に対する思いが強すぎて熱い思いを共有してわかってくれる人とじゃないとやりたくない」

という想いが強まっていた時期でした。ぜひこの思いを共有したいと風さんはYaffleにメールを送ります。

 

『「何なんw」についての補足をさせていただきたくメールいたしました。』で始まるそのメールの最後に

『馬鹿げているように聞こえるかもしれませんが、この曲はじめチョイスされた3曲は僕にとって、そしていろいろな方々にとって、とても重要な曲の一つになるはずだと信じているものばかりなのです。どうか愛を持ってかわいがってあげてほしいです。』

 

K「今読んだらめっちゃはずいんやけどコレ(笑)」

 

そしてYaffleさんからの返信はこうでした。

『諸々了解しました。僕は自分が手掛けるすべての音楽に対して心血を注いで愛しているつもりでいます。一緒によい作品にしていきましょう。引き続きよろしくお願いいたします。』

 

K「この『心血を注いで愛しているつもりでいます』ここにワタクシはググっときてしまいまして…普段感情をめったにあらわさない、何考えとんかわからないヤフさんが、ちゃんと心血を注いでくれとんじゃって思ってすごい安心したと同時にもっと信じてみようと思いました。」

 

一方のYaffleさんはこの風さんからのメールを

Y「ちょっとネガティブに受け取ったんだと思う」
K「ホント?」(素の風さんだったw)
Y「逆説的に『ちゃんとやれよ、お前、適当にやってんじゃね~ぞ』みたいな感じにきたのかな?って思って『そんな覚悟でやってないよ?』みたいな感じを、でもちょっとオブラートに包んでそんな感じで返したんだと思う。」
K「ワシも『お願いじゃけん、ちゃんとして』みたいなところもあったと思う。ぶっちゃけ。」

初めての楽曲制作の過程での出来事でした。

 

 

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★サウンドプロデュースとは?原曲と大きく変わった曲は?

Y「簡単に言えば…風ちゃんに関して言えば」

という前置きの後でこう説明しました。

・ピアノ弾き語りのデモがあってそこから皆さんの聴いている曲に至るまでの全過程に責任を持つみたいな感じの仕事。(K「お~カッコいい」)
・編曲、演奏者、スタジオ、エンジニアのチョイス、ボーカルディレクション、とにかくいろんなこと。
・抽象的な漠然とした雰囲気が伝えられて、そこからインスピレーション受けてどんどん肉付けしていく。

Y「多分風ちゃんの中にもバキッと具体的な「こういうの」って言うのがあると思うんだけど、それをあんまり聞かないようにしといた方がいいときが多いなってアルバム作りながら思ってた。」

K「一番変わった曲は…「もうええわ」「優しさ」「帰ろう」…?「優しさ」の構成いじりはすごかった。」

 

★「優しさ」の2番をバッサリとカットするという提案をYaffleさんがされた時の風さんのファーストリアクションはどうでしたか?

風さんは「え?」とはなったけど、デモで音源で実際に2番をカットしてつなげたものを聞いたら「あ、なんか意外にいいかも」と思ったと話しています。

Y「2番の歌詞ってなんか結構強い思い入れあったりする?」
K「いや、別にないです」

という確認はありました。

Yaffleさんは、2番の歌詞がまた最初に戻る感じだったけど、行きっぱなしのほうがいいと思ったそうですが、風さんはメロディー的にはつながるのかなぁとは思っていて、でも結果、珍しい構成になってすごいすっきりしたと話しています。

また、普通のバラードにしたくないという想いが強く、後半のビートはYaffleさんなら絶対カッコいいビートを作ってくれると思っていたとも話しています。

確かに後半のあの変則的なビートはカッコいいですね!

 

★「キリがないから」の最後の「ふっ」という鼻笑いのように偶然録れた音を採用したところは?

K「ヤフさんてこればっかり(笑)偶然や何気ない音をすごい拾いまくりません?」
Y「ここで『ヘイ!』って言えとかいうの絶対嫌だから(笑)」

「キリがないから」の冒頭の「ヘイ!」や「イエス」もこの位置にあったものではなく、Yaffleさんのさじ加減でいろんなところに切って貼ってあるとのことです。

Y「もう打楽器だと思って使って…あちこちにまぶす。」

Yaffleさんのプロデュース作品には「こんな音あったん?」みたいな隠し味みたいなものがたくさんあるそうなので耳を澄まして聴いてみましょう。

「何なんw」の舌打ちは風さん自身がやったもの。
「舌打ちはどうなん?」と思って「クラップに変えますか?」と聞いたところYafflさんは「クラップ入れる人はいるけど舌打ち入れる人はいない」と面白がって背中を押してくれたとか。

 

★「調子のっちゃって」のイントロを聞くとStevie Wonderの「Overjoyed」が想起されるがアレンジでピアノの響きを意識したか?

K「え…まったく意識してなかったな。Overjoyed自体は好きですけど」

この曲のオーダーは「エロくしてください」でした。「色っぽく艶っぽく」という要望くらい。

ウッドベースを使っていることもあってか結構ジャズっぽい仕上がりです。

ストリングスの人が出番少なすぎて心配したと話していました。それだけ贅沢な使い方だったということでしょうね。

 

★「風よ」に入っているチリンチリンと鳴る音が気になる、うちはインターホンですが誰か来たと思って後ろを振り返ってました

このメールにはお二人とも笑っていました。(「かわいい」とか「いいメール」と言いながら)

この「チリンチリン」の音はパーカッション担当の福岡さんが持ってきたウィンドチャイム。

Yaffleさんは、この曲はシーケンスとか入れちゃダメでオーセンティックにしよう、つまり打ち込みとかではなく本物の楽器を使いたいと思っていました。

ベースをパーカッションにしようと思いカホンを使いました。
その際に福岡さんはいろいろな小物を持ってきたと楽しそうに思い出しながら話しています。
世界に二人しか持っていない六角中の集団みたいな楽器?や釘をたくさん糸でつるしたものなど。

K「(この曲は)ヤフさんらしくない究極の楽曲」

 

★「さよならべいべ」の歌詞がロックな曲に仕上がったところのエピソードは?

この曲は上京後に書いた上京の時の気持ちを書いた歌詞というのは風さんがあちこちで話していますね。

メロディーの一部は里庄の時にあったそうで、サビは里庄で作ってあとは東京で仕上げた曲です。

里庄:岡山県里庄町・藤井風さんの出身地

 

デモから元気な曲で、この曲と「罪の香り」は先にライブ(渋公)でバンドアレンジで演奏していました。

高校の軽音ができるような曲(高校生が文化祭でやるような曲になってほしい)というのが風さんの要望。
最後のギターは80年代ぽいアレンジです。
下手したらアルバムで浮いてもおかしくない、他の曲とは少し違う曲だと風さんも話していますが、ただのロックではない仕上がりになっています。

Y「ブリッジのところのボーカルがわ~って広がるじゃん?あの瞬間だけリバーブっていうか残響がエコーがかかって…エンジニアの小森さんの初稿からそうなってて、自分は思いつかなかった。」
K「なるほど…小森さんの隠し味なんすね。」

 

★アルバムが完成した時出来上がった一枚を聞いてどんなことを感じたか?

Y「風麻呂は?」(え?風麻呂?)
K「風麻呂は~(て普通にこたえるんかい!笑)あ~名盤ができちゃった~って思いましたよ(Y笑)」

この時Yaffleさんは、まだそんなに引いて聞けていない、もう少し時間が必要だと答えました。

また、Yaffleさんが風さんのご家族の反応を聞くと、

K「家族は、親ばか姉ばか兄ばかなんでほめてくれます(笑)捨て曲なしじゃ~みたいな(笑)」
Y「めっちゃいい家族じゃん!」
K「そうなんすよ~。」

 

★「帰ろう」の制作で一番こだわったこと苦労したことは?いつ頃できた曲でどのようなきっかけ?

K「サビのフレーズが日本語とメロディーが一緒に降りてきたときに、今まででたらめな言語で曲をつくってきとったんじゃけども、日本語の大切な曲ができそうと思って一気に書いたと思います。」

この曲は、アレンジがとにかく全然みえてなくて

  • 「さよならべいべ」と同じくらいバンドっぽくなってもいいとも思っていた
  • 他のアレンジャーからR&Bチックなアレンジの提案もあった

他にも色々ありすぎてどこから手をつけたらいいかわからなくなってすごい迷っていたと話しています。
そして「ヤフさんにお任せする感じじゃなかったでしたっけ?」という問いに

 

Y「このときスゲー一番意見がぶつかってた気がすんだよな~なんか、「やらないっていうのも道だぜ」みたいなことまで言った気がするもん、俺。」
K「確かに!そうよ、ヤフさんが「それ、俺じゃなくてもいいんじゃないんすか?」って言ったのが多分この曲ですよね?」
Y「俺が『HELP EVER HURT NEVER』でマックス緊張点はあそこだったと思う。」

 

アレンジしていくうちに揉めたのではなくアレンジ前の構想の話をしているときに揉めたそうです。
そのバチバチを経てアレンジがきた時に風さんは「それはそれは感動した」と話しています。

K「あ、「帰ろう」の正解はこれじゃったんじゃと思いましたよ。」
「最初ピアノだけのシンプルなアレンジで、Bメロでちょっと緊張感をあおるようなストリングスとちょっとリズムも入ってるんすかね?(Y「そうね、パーカッションだけ入ってるかな、シェイカー…シェイカーか」)シャカシャカが入ってて、サビでパーッとリズムも消えてストリングスが一面に広がる…みたいなアレンジになって、「あ、これやったんやな」と思いました。」
Y「へぇ~うれしい」

 

映像監督の山田健人さんからコメント

番組の途中で「ここでお二人にある人からコメントが届いています。聞いてください。」というカンペが…。
風さんはこのカンペをいつもの口癖の「なにぃ~?」と言いながら受け取って読みました(笑)

 

「風くん、Yaffleさん、誰だかわかりますでしょうか?映像監督の山田健人でございます。」
(誰だかわかりますでしょうか?の時に小声で「誰?」「わからん」という会話が聞こえました(笑))

 

いくつかの質問が山田監督に事前に届いていてそれにこたえる形式のコメントでした。

 

★藤井風さんとの出会いは?

「優しさ」のMV監督をした時の打ち合わせで初めて風くんと会いました。
イマイチ得体が知れない感じだったんで「どんな人なんだろう?」みたいなテンションでしたが、大変おとなしいいい子で、弟のように最近では僕の意識としては接することができていますが、実際にいろいろ話すようになったのは「キリがないから」のMVの時からです。「優しさ」の時はまだ探り合っている雰囲気もあったと思いますし、なかなかのいいムードでしたよね、緊張感が。

 

★「優しさ」と「キリがないから」のMVについて

「優しさ」は優しい曲であったかい感じにしたかったので16ミリフィルムで撮りましたね。

 

「キリがないから」は打ち合わせで「車」というワードをいただいて、未来の車好きのガレージをイメージ、未来の車なんで浮いてます。不思議な感じにしたくて…まぁ車浮いたときは感動しましたよね~あれは現場も楽しかったです。

 

★山田さんの思う藤井風さんの魅力は?

ピアノとか歌声は当たり前のように素晴らしいんですけど、撮影とかの僕のかかわっていることで言うと「近年まれにみる憑依型」というか…カメラを向けたら一気に集中してガッとなった時のパフォーマンスの憑依っぷりっていうのが、普段はホントにあんなこうキリッとした目とかほぼしないから、ホントに完全にパフォーマンスをする人間としてもすごいなぁというふうに魅力を感じます。

 

ちなみにYaffleさんは「キリがないから」のMV好き~と話していました。

 

 

最後にリスナーさんへ一言ずつ

【Yaffle】

受け取る人はみんないろんな人がいていいと思ってて、いろんな受け取り方が、まぁ風ちゃんは自分で説明するけど…いろいろ自分で説明するタイプだけど、曲のことでも。まぁいろいろあって良いと思うしみなさんで愛してあげてください。

【Kaze】

自分の曲に込めた思いとかを説明することは今まであったんすけど、こういうアレンジ面、音楽的なところにここまで踏み込むことはなかなかなかったんで、ほんまは全曲紹介したかったんすけど時間の都合でこういう感じになったんすけど、ほんまにYaffleさん、サウンドプロデューサーさんがワシの楽曲にどんだけ深くかかわっとるかっていうことを知ってもらえたら嬉しいです。

 

 

まとめ

藤井風さんとYaffleさんが終始とても楽しそうだったのが印象的でした。

楽曲制作の裏側がわかる数々の秘話も新鮮でした。

お二人の信頼関係もバチバチを経てのものだと思うと、どの世界も信頼を得るのは大変なんだと感じました。

でも、そこで築いた信頼関係が素晴らしい作品につながるわけですね。

またこのような深い話が聞ける規格があるといいなぁと思いました。

 

1st Album「HELP EVER HURT NEVER」の発売から1年の2021年5月20日
初回限定盤のDisk 2「HELP EVER HURT COVER」の復刻リリース決定!
1CD+ブックレット付き。ジャケットが「開眼」!

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