こんにちは~nannanです♪
今日は「GMOインターネットグループ」の吉田祐也選手についてのお話です。
2024年11月3日の第65回東日本実業団対抗駅伝競走大会で優勝!
2025年元旦のニューイヤー駅伝に出場することが決まりました。
【結果報告】
2024年11月3日(日・祝)
第65回東日本実業団対抗駅伝競走大会#GMOインターネットグループ3時間43分26秒 1位
2025年1月1日の #ニューイヤー駅伝 への出場権を獲得いたしました
たくさんの応援をありがとうございました! pic.twitter.com/05lVNHsawe
— GMOインターネットグループ(陸上部) (@GMOrunningteam) November 3, 2024
吉田選手は2020年の箱根駅伝で青山学院4区を走り区間新記録を樹立しています。
別府大分毎日マラソンでは日本人トップ(全体3位)でゴール。
そして、2020年12月7日の「福岡国際マラソン」で優勝しました。
小中高時代
吉田選手は埼玉県東松山市出身です。
小学校時代(東松山市立松山第一小学校)
ここで陸上と出会います。
同じGMOインターネットグループの渡邉 利典さんのYOUTUBEチャンネルに登場した際に、陸上を始めたきっかけなどを話しています。
陸上を始めたきっかけは
「当時好きな女の子が『走るのが速い子が好きだ』というのをうわさで聞いて…」
かわいい~なんてかわいい理由でしょう!
その女の子はデビュー戦もその後の活躍もいつも見ていて、連絡はくれるそうです。
「あ、関係はまったくないですけど(笑)」って…言い方!
いいお友達ってことでしょうね。
中学校時代(東松山市立東中学校)
小学校で陸上を教えてくれていた先生が東中の陸上部顧問となったので追いかけました。
小学校の持久走大会で最後から数えたほうが早かった順位を、6年生で1位に導いてくれた先生です。
そしてその先生の勧めもあってその先生の出身校へ進学します。
高校時代(東京農業大学付属第三高等学校)
ここで県大会や関東大会に出場。
3年生の時には部長も務めました。
当時からインタビューでの受け答えは素晴らしかったとのこと。
頭で考えたことを言葉で表現する能力に長けていたんですね。
そして県大会出場時に青山学院大学の原監督の目にとまります。
運命の瞬間ですね~。
ところがご本人は当時は「陸上は大学まで」と周りに話していたとのこと。
今のご自身のことを当時の吉田選手はまだ知る由もありません。
大学時代(青山学院大学)
青山学院大学入学後は陸上競技部・長距離ブロックに所属して、選手生活を送りました。
初出走は第50回全日本大学駅伝。
5区で区間賞を獲得し、2年ぶり2度目となる青山学院大学チームの総合優勝に貢献しました。
この時、小学校時代に走るきっかけとなった好きだった女の子からも連絡がきたと話していますね。
今までで一番うれしかったこと「箱根駅伝で4年目で優勝したこと」
2020年の箱根駅伝で悲願の出場!
当初は補欠登録でしたが、本番当日に4区の選手と交代となったのです。
すごい強運の持ち主ですよね。
そしてきちんと結果を出すところがまたすごい。
どんな状況においてもそのための準備を怠らなかったという自負はあったと思います。
そしてチームは優勝!この上ない喜びだったことでしょう。
ちなみに、吉田選手は大学2年と3年の2回連続で大会前日にメンバーから外されています。
辛かった経験としてこの話をあげていて、この時は「悲しいというより怒りと呆れ」だったと話しています。
箱根駅伝優勝から1ヶ月後、第69回別府大分毎日マラソンでフルマラソンに挑戦!
全体3位の日本人トップでゴール。
2時間8分30秒という記録は学生歴代2位、初マラソン歴代2位という好記録でした。
以前から周囲にも話していたように、大学で陸上はやめるつもりだった吉田選手。
就職も大手食品会社の「ブルボン」に内定していました。
が、しか~し!
これだけの逸材を陸上界が放っておくわけがありません。
瀬古利彦さんや青学の原監督からの説得が始まります。
GMOアスリーツ
結局、ブルボンの内定を辞退して、GMOインターネットグループに入社。GMOアスリーツ所属となりました。
No.1を目指し、世界に挑む
~すべての人に笑顔と感動を~
GMOインターネットグループは、多くの方の笑顔・感動を創造するべく、
様々な文化・スポーツの活動支援・協賛を行っています。
2016年4月1日、新たなスポーツ支援の取り組みとして、
情熱を持って世界で戦うNo.1アスリートの育成を目指し、
「GMO アスリーツ」を創設いたしました。
競技生活における支援はもちろん、
引退後のセカンドキャリアが充実したものとなるよう、
職場環境の整備・教育も合わせて行っています。
GMO ATHLETES 公式サイトより
GMOアスリーツの拠点は吉田選手の地元、埼玉県東松山市。
慣れ親しんだ土地での選手生活の始まりです。
GMOアスリーツのアドバイザーは青学監督、原晋さんです。
だからかは不明ですが、GMOアスリーツには青学出身選手も多いです。
福岡国際マラソン
2024年の福岡国際マラソンへの出場が発表されました。
福岡国際マラソンの出場選手発表! 西山雄介、其田健也、西山和弥、吉田祐也らがエントリー
今年の東京で2時間6分31秒を出した西山雄介ら、2時間6分台から7分台の自己記録を持つ選手が揃った。#福岡国際マラソン
|月陸Online https://t.co/6YLfC04aCl— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) November 6, 2024
インスタのストーリーに
「2度目の優勝へ、全力を尽くします!!」
という力強い言葉がありました。
1度目の優勝は2020年12月7日の福岡国際マラソンで、自己記録を更新しました。
記録:2時間7分05秒
この投稿をInstagramで見る
就職内定を辞退した「ブルボン」からもお祝いのコメントが寄せられました。
東松山市も商店街で幟を立ててお祝いしていました。
まとめ
インタビューでの受け答えもとてもしっかりしている印象の吉田選手。
GMO所属の渡邊利典さんのYOUTUBEで(福岡国際マラソンで)
「何キロ地点で優勝できると確信しましたか?」という質問に
「33キロくらいですかね。」
「行けるなと思った後に何キロくらいできつくなりましたか?」と聞かれると
「37キロくらいですかね。」
身体がきついというより「長いな…」と思ってしまった、精神的にきつかったとのこと。
その時に「やってきたことは絶対に間違いじゃない」と話していたのが印象的でした。
この動画では他にも努力家で練習の虫であることをうかがわせる話がいくつもあってとても興味深かったです。